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2016年3月1日火曜日

iPhoneを傾けるときらめく結晶の壁紙〜脱獄不要

記事公開時のOS:iOS 9.2.1


iPhone 6/6 Plus/6s/6s Plus/5/5s/5c/iPod touch 6/5兼用の動く静止画の壁紙に新シリーズ。


作る側にもどんな絵になるか予想できない作り方をしました。奥行きと透明感のある幻想的な壁紙です。

全9枚

ダウンロードページ ▶︎ 結晶の壁紙 Crystal

iPhoneを傾けると背景パターンの結晶がきらきらします。
容量はちょっと大きめで1枚1.1〜1.5MB前後(公開直後の10分くらい、圧縮画像との差し替えに問題があり6MB以上ありました。差し替えても差し替えても元に戻されてしまう状態でしたが、幸い?元のファイルにスペルミスがあったので名前を変えて解決済みです。申し訳ありません)あります。

実機ではもっときらきらします



設定上の注意点

視差効果のままご設定ください。

低電力モードや、Plusのランドスケープモードでは動きません。

iOS 8.3以降のご使用をお奨めします。8.3未満では上の方が黒くなります。


不思議ポイント

動く静止画もこれで7シリーズ目。

例によって視差効果で細かいパターンと液晶素子がモアレを起こすことで明るさが変化、動きが発生する仕掛けです。

今回はモアレを起こすパターン同士のモアレを作るパターンでモアレを起こします。

インスピレーションはこちらの記事より。


透明なシートに描いたドットやパターン同士を重ねて角度を変えることでモアレを起こす様子が説明されています。

ならiPhoneの液晶とモアレを起こすパターン同士を重ねて角度をずらしたらどうなるか。

当然普通に動かないモアレが出ます。どんな色のどんなパターンを組み合わせたら……正直もっと色々なことが起こると思ったのですが……やってみると効果的なパターンと角度は極めて限られていました。


まず角度を大きくするほどパターンが潰れる所が多くなります(もっと角度を大きくすると戻ってしまいます)。僅か1°でも黒くなる部分が多く、明暗を逆にしたり色を付けてもうまくいきません。

そこでパターンを半透明に。モアレの強さはやや控えめにする代わりに、柄とモアレの判別が難しい濃度に加減しました。

分類するとiPhoneの視差効果で発生するモアレは中央で曲がる縦縞、中央で曲がる横縞、中央で曲がる格子縞の3種類だけ。

今回の壁紙は縦横両方の周期を持つため格子縞タイプのモアレになりますが、これまでの全面均質とは異なり半周期的な配列となるため、背景柄も手伝ってより微妙な変化を見せます。

動く静止画のシリーズ中最もさりげない仕上がりになっていると思います。

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