記事公開時のOS:iOS 10.2.1
iPhone 7/6s/6/7 Plus/6s Plus/6 Plus/SE/5s/5c/5/iPod touch 6兼用
iOS 7以降 (iOS 8.3推奨。iOS 8.2以前のOSでは上の方が真っ暗になる可能性があります。またiOS 10ではこの記事のスクリーンショットよりも暗くなります)
iPhoneの傾きで光が瞬くように変化します。
久しぶりの動く静止画の新作。その名の通り静止画像なのに動いて見えます。光の壁紙は明るさが変化。
ダウンロードページ ▶︎ 光の壁紙 Light
2017 2/10 彩度を下げたやわらかアレンジを追加して合計46枚になりました。
光と回路の動く静止画のiPhone壁紙にカラーアレンジ追加
ー 動く静止画のメリット ー
3Dタッチ無しで、iPhoneを傾けるだけで動きます。より簡単に動きを楽しめてホーム画面でも使用可能。
Androidのライブ壁紙のようにバッテリーやメモリを食うこともありません。普通の壁紙を視差効果で使用しているだけです(強いて言えば明るさの変化が大きいことが多少は影響するかもしれません)。
ー 動く静止画のデメリット ー
モチーフに制限があります。動くと言っても明暗の波を作ることしかできません。波の色、形、隠し方を工夫することで表現できるものに限られます。
完全に滑らかな背景にはなりません。波を作るための仕掛けにより、ドットや走査線が入ったような見た目になります。
設定上の注意点
「視差効果」でご使用ください。
視差効果で背景が動くのを利用して明るさを変化させます。「低電力モード」やPlusのランドスケープモードでは動きません。
またiOS 10.2で気づいたのですが、何かの拍子に視差効果が固まることがあります。どうもスリープ直前の暗くなった画面をタップした時に起こるような気がします。
アプリを開く、一度ロックする、フォルダを開くなどで戻ります。ただしなぜかドックに置いたフォルダは開いても効き目はないみたいです。
動くしくみ
動いて見えるのはモアレと呼ばれる現象です。規則正しい縞模様同士が重なり合うことで、元の縞模様とは違うパターンが現れます。縞模様を動かすと線の太さが変化して動いて見えます。
動く静止画には規則的なパターンを敷いていて、これが縞模様の一方。もう一方は規則正しく並ぶスクリーン自体の液晶素子。縞模様が解像限界付近の周期を持つ場合にモアレが発生しやすくなるようです。
モアレを作る周期には幅があり、5.5インチ画面から4.7インチ、4インチ画面に縮小されても動く周期を選択しています。
なかなかできなかった光の演出
動く静止画は基本的にある程度明るく濃い地の色に、暗いストライプを重ねて作ります。暗い部分がやや太いくらいが、最もモアレが強くなります(背景を工夫すれば色を付けたり白っぽくしたりすることも可能です)。
いずれにしろ仕上がりは中間濃度になり、これまではさほど鮮やかな見た目にはできませんでした。
光の壁紙は二重構造を持っています。まず動き重視のレイヤー。モアレはよく出ますが暗くてとても光の壁紙とは呼べません。
明るさ重視のレイヤーは動く静止画と名乗れるほどには動きません。
そこでこの2つを重ねます。
明るさを担当する部分と動きを担当する部分を溶け込ませて多彩な表現を可能にする仕掛けです。
さらに動く静止画を制作中
さらに動く静止画を制作中
現在もう一つ動く静止画を、これより手間のかかるのを予定しています。
そちらは昨年の10月、Plusでしか動かない試作品を1枚作ったところで止まっていました。そのタイミングでiOS 10用の新発見やiOS 10.2対応などなんだかんだで1000枚くらい先に作らざるを得なかったんです。
前回ひとまず予告していた分まで公開して一段落したので動く静止画の制作を再開。その作業中に思いついたのが光の壁紙です。先に手がけたもう一つの方が時間がかりそうなので後回しにしました。
今回のもけっこう時間かかってしまいましたが……
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Due to time constraints, I will not reply to technical questions and wallpaper requests in principle. It might be a reference for the future wallpaper.