記事公開時のOS:iOS 9.2.1
iPhone 6/6 Plus/6s/6s Plus/5/5s/5c/iPod touch 6/5兼用
桜吹雪の壁紙を6枚。
春霞のイメージで背景はほんの少しグレー寄りです。晴天、曇天、暮天とその和風色のバージョン。今回はできるだけ上品に。
手前と奥の花びらが別々に動いて見えるかも?
と言っても何かの拍子に「あれ? 今なんか少しずれたような気がする」ってなるかもしれない程度です。
視差効果で設定してロック画面や空白ページでiPhoneを大きく傾けて斜めから見たりすると、舞い散る桜がちょっとだけ別々に動いて見えるかもしれません。
そう見えたとすれば、この壁紙に限った話ではないのですが、あまり知られていないであろう視差効果の遠近法によるもの。厳密に見ると花びら同士の間隔が変化します。
上のように画面に端を合わせたフレームで見ると結構曲がっていますね。画面中央では目立たずグリッドラインの壁紙をテストしてもぱっとしませんでしたが、それでも狭くなる方では絵の横幅も狭く、広くなる方では絵も広がる計算です。
これを強調するため画面中心から微妙に視線を逸らしつつ一点にはあまり集中させない構図とし、ピントの有る無しや濃淡で奥行きを錯覚させる試みです。手間の割に地味です。錯覚なので個人や環境により差があります。
ページがアイコンで埋まっていると視線誘導がはたらかず、花びらも隠れる上にアイコンと壁紙の相対位置の変化が勝るため目立ちません(奥行きがあると思ってすごく頑張れば見えないことも……)。
四季の壁紙シリーズ
動く静止画の水の壁紙に金魚を描く思いつきから派生したこのシリーズもようやく一巡。ぶっちゃけますと今回は取り掛かりが遅れたので焦りました。
日本の四季はエレメントの配置に徹底的に拘っています。デザイン的な計算は行わずにただひたすら感覚を研ぎ澄ませます。
絵と違って体感で描くようなわけにはいきませんから、今の私の慣れでは試作品が1000枚に届きそうな勢い。
実際にiPhoneに設定してみると粗が見え、そこを直すと他が気になり、やってるうちに別の方法を思いつく……Macで修正してAirDropで再びiPhoneに送るまで平均1分くらいのペースでも2〜6週間に分けての作業になります。
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