iOS 9.2では設定位置が合いません。→ 2016 1/10 対策を書きました。
記事公開時のOS:iOS 9
最新OS対応のカラーUI壁紙はドックとフォルダをカラーにする壁紙の一覧、またはタイトル下のリンクから「不思議なiPhone壁紙」のトップページでご確認ください。
記事公開時のOS:iOS 9
iOS 9以降のiPhone 6/6 Plus/6s/6s Plus/5/5s/5c/iPod touch 6/5用、ドックとフォルダをカラーにする壁紙です。脱獄の必要はありません。ドックとフォルダ自体に色が付くのでフォルダを開いても、Plusのランドスケープでもくっきりカラーのままです。
どうでもいいかもしれませんがアイコンゆらゆら状態の×印などもカラーになります。
カラーは全部で40色。2ページに分けています。ローズゴールドに合わせた色も作りました。これまで難しかったオレンジも鮮やかに出せるのでハロウィンにも。画面設定が明るめだと色によっては強烈です。
ダウンロードページ ▶︎ カラーUIの壁紙 黒背景 Color UI Black Background
ダウンロードページ ▶︎ カラーUIの壁紙 カラフル背景 Color UI Colorful Background
なおiPhoneの画面サイズで色や明るさは若干異なります。
設定上の注意点
iOS 9以降でお使いください。
9未満で使用するとドックの右側が暗くなります。
左右いっぱいまで生かす壁紙設計のせいみたいです。右側が暗くなるのは小さい壁紙だと画像の端が荒れるのが原因で、これはアップデートの度に軽減されてきました。iOS 9で大丈夫ということは順当に改善されているようです。
視差効果でご使用ください。
ドックとフォルダの色は表示範囲外の帯から拾います。静止画にすると効果を発揮しません。また「視差効果を減らす」をオンにすることもできません(設定時はもちろん、設定後にオンにした場合も小さい壁紙は全面表示になってしまいます)。
移動と拡大縮小なしでご設定ください。
カメラロールの一覧表示でも色の組み合わせが見やすいように縦長にして中心をずらしています。署名も入れさせていただきました。上の方は設定時にカットされる設計です。
使用中大きく動かすと色帯が上からはみ出すことがありますが、フォルダやアプリを開いて閉じたりロックして解除するなど一旦ホームから離れればリセットされて戻ります。
滅茶苦茶くっきりなので画面の明るさをやや暗めにされることをお勧めします。暗め設定は目にもバッテリーにも優しくなります。
不思議ポイント
45×140という小さなサイズです。iOS 8からの特徴である「壁紙のサイズが小さいとドックやフォルダの滲みが大きくなる」「ドックやフォルダは壁紙の端の色を強く拾う」という仕様を利用します。
基本的に初代と同じスケールですがより縦長としました。カメラロールでの閲覧性を向上させ、視差効果の動きを制限して帯のはみ出しを起こりにくく、それとともに左右1ピクセル分の色も確実に拾わせて着色力を強化しています。
このサイズでは中間調の背景(グラデーションも)は暗くなったりムラが出たりでなかなか使えず、いきおい着色も強めな方がやりやすいという事情と相俟って、ドックとフォルダの色はこれまでになく鮮明です。
文字色について
すべて白文字になります。が、試作段階では黒文字になったものもありました。見辛かったので没にしています。
iOS 8.3から明るさの判定基準に壁紙サイズが加えられ(詳しくはトラブル編 iPhone壁紙設定の超まとめをご覧ください)ました。カラーUIのサイズは無条件で暗くなる小ささですが、iPhone 6 Plusなど画面サイズが大きい機種では、彩度とコントラスト次第では黒文字で明るくなったり白文字で明るくなったりします。iPhone 5よりも6 Plusの方が暗くなる範囲が狭いです。
iOS 8.3から明るさの判定基準に壁紙サイズが加えられ(詳しくはトラブル編 iPhone壁紙設定の超まとめをご覧ください)ました。カラーUIのサイズは無条件で暗くなる小ささですが、iPhone 6 Plusなど画面サイズが大きい機種では、彩度とコントラスト次第では黒文字で明るくなったり白文字で明るくなったりします。iPhone 5よりも6 Plusの方が暗くなる範囲が狭いです。
これはちょっと変なんですよね。
まず大きい方の閾値も小さい方の閾値も6 Plusの方が近いというのはサイズ基準では理解できません。インパクトのある大画面ではもともと彩度に対する感度が高くなっていたと考えることもできますが、それでも説明できないことがあります。
白文字で明るくなるというのは一定以上の暗さ、小ささ、コントラストの高さなどを備えたということなので彩度の高い色を使ったときにそうなるのは理解できます。
一方黒文字で明るくなるのは変です。これは一定以上の明るさ、大きさを備えたのと同じ扱いです。まるで白以上に明るいと判定される条件があるかのようです。色相の近い純色同士でそうなりやすいのですが、実は普通サイズなら壁紙を暗くする組み合わせでも黒文字で明るくなります(ちなみにiOS 8.4.1でも同様でした)。
「何が何だか わからない」
サイズが明るさと等価になるのはiOS 8.3で後付けされた仕様ですから、一部機種で明るい方にシフトさせるかのようなバグが生じている可能性もあります。だとすればいずれ修正されるかもしれません。
そうなったら(それだけなら)今度はサンプルを差し替えて対処する予定です。色の選定は暗くなりやすいiPhone 5シリーズ基準で行っていますから。
「ふつうの色の壁紙」は型落ちです
iOS 9でふつうの色の壁紙(制限の厳しいiOSをちょっとアレしたネーミングでした)を使うと肝心のカラーUIの部分が残念な仕上がりになります。
ふつうの色の壁紙は12ピクセル幅(必要以上に拡大されないように高さは充分確保しての基準)という今回の壁紙の3分の1以下のサイズです。
フォルダが黒くなる現象は今回の壁紙でも視差効果を切ると発生します。
この挙動、小さすぎる壁紙を設定したときに画像の端が荒れるのに似ていますが、影響が出るのはフォルダだけです。設定上の注意点でも触れたようにiOS 9でも周辺の荒れは引き続き改善されているようなので正体は謎です。
もとより12ピクセル幅はiOS 8.3でフォルダが不安定になっていた極小領域において、機種共通で綺麗になる奇跡のポイントでした。絶対に暗くならない壁紙もここまで荒れる手前の大きさで機種別に作れば、iOS 9でもまだ可能ではあります。各画面サイズに大から小まで5ピクセルほどの許容範囲があると見ています。
ただ暗くならないと言っても常に白文字ですから実際作っていくと明るい色は使いにくく、ドックとフォルダの色も弱くなります(壁紙が小さいほどドックの色は濃くなるものの、どうも45ピクセル幅付近を境に薄くなるような感じです。加えてこれより狭くなると左右に1ピクセルの帯を入れてもはみ出してきます。そのため色を隠したままでは周辺を埋め切れず、これがサイズの影響を上回ることに)。
それならいっそ背景は暗くなる前提で、原点に帰ってドックとフォルダの着色力にフォーカスしようと思った次第です。
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