記事公開時のOS:iOS 8.4.1
iPhone 6/6 Plus/5/5s/5c/iPod touch 6/5/iPad/iPad mini用、ドックとフォルダを独立したカラーにする壁紙です。iOS 7以降の全機種で使えます。
これまでのカラーシリーズとは異なり通常サイズとなっています。
縮小しすぎると色が違って見えるため全体像は実機に設定してご確認ください。
ダウンロードページ ▶︎ 着色の壁紙 Coloring
容量は約1.2〜1.6MB。複雑な作りのためサムネイルでは色が分かりづらいです。リンク先のキャプションを参考にしてください。
当初は「色素の壁紙」という名前でしたが派生壁紙の構想上ネーミングを変更しました。ベーシックモデルをもっと練り上げてからの取り組みになると思いますが。[2015 8/18]
当初は「色素の壁紙」という名前でしたが派生壁紙の構想上ネーミングを変更しました。ベーシックモデルをもっと練り上げてからの取り組みになると思いますが。[2015 8/18]
設定上の注意点
iOS 8.3以降でのご使用を推奨します。iOS 7以降ならiPhone 4でも使えますが8.3未満ではこのように上の方は真っ暗になります。
設定の注意は特にありません。
(が、設定 → 一般 →アクセシビリティ → コントラストを上げる → 「透明度を下げる」でドックとフォルダをグレーにしていると機能しません)
使用上の注意点となりますが、白文字で派手な色を敷いたのに影縁は弱くて字は読みづらくなります。
不思議ポイント
人間の目とiOSの色の拾い方の違いを利用しました。
今回の壁紙のメッシュ模様は明度と彩度を最大にした補色(色相環で正反対位置にある色同士。混ぜるとグレーになります)の組み合わせです。
iOSのドックとフォルダは背景の色を拾うようになっていて、このとき補色があると互いに打ち消します。完全なグレーになることは滅多にないもののかなり薄い色です。
一方地の部分は彩度を最大にして明度を下げた黒に近い濃い有彩色です。
ドックとフォルダは基本的に背景の色を明るくした色になります。
つまり目に見える派手な色をiOSに無彩色と認識させて、奥に隠れた暗い色だけを拾わせることで直感に反した着色をする仕掛けになっています。
サイズについて
サイズは2880×2880。iPad Proの壁紙サイズがどうなるか、そもそも出るかどうかも分かりませんが、折角噂もある中で作るならできるだけ対応させたくて計算してみました。こういう柄の入った壁紙はあまり拡大してほしくありません。
12インチということはMacBookのRetinaモデルと同じだと仮定して画面解像度は2304×1440。縦横比が同じになるとも限らないので適当です。これに視差効果分が足されるので単純にiPhone 6 Plusとの比率から見積もると2771という数値を得ます。大体このくらいとして、近いところで5KディスプレイのiMacの画面高さから2880に決めました。それを縦横対応で正方形にしたものです。
6 Plusのサイズから極端に大きくもなく、iOS 7.1からサイズがよく分からないことになっている通常のiPad用としても、テストしたところでは適正範囲のようです。
6 Plusではアイコンなどの素材を用意しやすくするため3倍解像度にして実画面は若干小さくしているようで、こういうことをiPad Proでもやるとしたらもっと大きいかもしれません。
しかしiPhone 6/6 Plusのディスプレイは小さな壁紙でも綺麗に描画する性能を持っています。大画面で同様のスペックになるとは限らないものの少しくらい足りなくても大丈夫な可能性は……なくもないかもです。
トレードオフ
不思議ポイントで述べたとおり配色だけでドックやフォルダをカラーにしているので自由度は高くありません。法則どおりの組み合わせならどんな色でも綺麗になるというものでもありませんでした。
なのでまずは3枚だけとなった次第です。
その代わり壁紙全体が仕掛けになっています。格子が小さくなりすぎると人の目にも派手な色は見えなくなるため限度はありますが、これならどこをどう切り取っても効果は同じ。機種や設定を問わず使えるのが利点です。
スポットライトなどもドックと同じ色になります
6 Plusにかぎり光の乱舞現象が見られます
視差効果によるモアレの動きの反映です
動く静止画と紙一重ということでしょう
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久々のアイデアですが
この壁紙はiOS 7以降なら一応全機種対応です。上の方が暗くなるのはiPhoneだけならグラデを入れて軽減もできました。よく考えたら、作ろうと思えば2年近く前からできたってことです。恐ろしや。
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