X系iPhone限定です
作業が終わるたびに右に1回スワイプするだけで、決めておいた順番でアプリ間を移動する方法です。流れは決まってるけど自動化しづらい作業にぴったりです。
例えば写真を撮って①インスタをチェックして現状を確認して②③④⑤…いくつかの写真加工アプリを行ったり来たりして調整してから…⑥インスタに投稿して⑦Twitterとかに行く、というストレスフルな動線だって作業だけに集中できます。
写真は内容に関係ありません |
X系以外のiPhoneでもマルチタスクで一つ左へ行けば同じように動きはします。
ノンプログラマーなりに単純なショートカット活用法を考える
2、3日前からiOS 12のショートカットアプリをいじり始めました。
プログラミングを勉強してないのでショートカットの作り方はよくわかりません。プロンプトとか結果を渡すとか単語レベルでピンときません。
それに自動化したい作業ってあんまりないんですよね。自分で色々決めたい。でもよく繰り返す作業はあってめんどい。
ということで考えました。なんとなくプログラムとして正しい使い方じゃない気もするけどとりあえず動きます。
作業の具体例
一例として、私がiPhoneを使って壁紙トリックの英文解説を書く流れはこうです。英語得意なわけではないです。
① まずテキストエディタから日本語で書きます。この時点でもう面倒です。iOS 7以降、壁紙の要素と程度と結果の分岐が増え続ける傾向にあります。
大抵エディタ内で複製して英文用にちょっとアレンジします。特に設定項目などは名称が決まってるのであらかじめ英語です。長押しも long press と訳されますが tap and hold です。
書いたらコピーします。長文を一度にやると翻訳が大変で、段落ごとにコピーすることもあります。
② それを翻訳アプリに貼り付けます。Google翻訳の精度が上がって楽にはなりましたが、まだまだ誤訳も多いです。
たぶん正しいだろうという結果に近づくように日本語の方を変えてリアルタイムで様子を見ることもあります。
③ 大体のところでコピーして英文校正アプリにペーストします。表現や表記を手作業で直しながら、同時に指摘された所もアプリに直してもらいます。
ただし文頭のiOSを意地でもIOSと主張したり、元が正しい表現じゃなかった場合に違う意味の正しい文を提示したりするのでこれもお任せにはできません。
④ 最後にテキスト編集アプリに戻って保存します。
これまでは、テキスト編集アプリ → 翻訳アプリ → 英文校正アプリ → テキスト編集アプリ、といちいちアイコンをタップしていましたがこれを半自動化しました。
半というのがポイントです。翻訳も校正も任せきりにはできないので全自動で進められても困ります。
貼り付けるところまではできないかと適当にいじってもみたのですが、今のところ私にはなぜか移動と同時にクリップボードをクリアできるだけでした。それだけはやめて。
超簡単ショートカットの作り方
まずはApp Storeでショートカットをダウンロードします。
ショートカットアプリを開いて「ショートカットを作成」をタップします。
下の検索窓をタップすると
コンテンツの種類というのが出てきますから「App」をタップ。
「Appを開く」をタップ。
項目が追加されたら右側の「選択」をタップ。
アプリの一覧から起動したいアプリを選択します。
これを繰り返して下のように開きたい順に並べるだけです。
ちょっと訂正あり。下の追記1をご覧ください。
右上のアイコンから設定に行って作業の名前を付けましょう。
アイコンの色やグリフもわかりやすいものにします。
順番やアプリは後からでも簡単に変えられます。並べ替えは指を置いて動かすだけ。青文字のアプリ名をタップすると変更です。
10/6 追記 1ー これが正しい形のような気がします。
スクリプティングから制御フローの「Appでショートカットを続行」を追加。各アプリの間に差し込みます。
ホーム画面に置くこともできます
ー追記 1 終わり
12/11 追記 2 ー アップデートによりこの形では正しく動きません。こちらの記事をご覧ください。
ショートカットが使えるようになってたら使えなくなってたので使えるようにしました
連続自動ランチャーの使い方
ショートカットアプリを開いて、ライブラリの所定のラベルの左側をタップして作業開始です(右側をタップするとショートカットを編集する画面に行ってしまいます)。
すると1番目に登録したアプリが開きます。
作業を終えたら画面下のホームインジケーターを右にスワイプ。直前に開いていたショートカットに戻ります。
すると何もしなくても(何もする間もなく)、自動的に2番目のアプリに飛びます。
そこでの作業を終えたらまた右にスワイプでショートカットに戻ります。
今度は3番目のアプリに自動で飛びます。
登録した手順が終わるまでこれを繰り返します。
チェックするのを忘れそうになっても勝手に開くのでミスも減るはず。
直前は常にショートカットになりますから、始めからやり直したり、他のルーティンを続ける場合も右にスワイプしてライブラリをタップするだけです。
登録した宛先へのメールなどを絡めたショートカットも作れます。メニューや検索で色々探してみるのもいいかもです。
なお、作業を中断した場合は次にショートカットアプリを開いた時に続きに飛ばされます。
まとめ
ホーム画面のスペースの関係もありますし、一つのアプリでも色んな用途で使います。全部手作業だととっちらかったアイコンを行ったり来たりする場面はどうしても出てくると思います。どうにもすっきりしません。
iPhone Xの横スワイプでアプリ間を移動する機能は、3つ4つを跨ぐとなれば順番が微妙です。
ウィジェットのランチャーもiPhone Xにして滅多に使わなくなりました。ウィジェットは上から引き下ろして右にスワイプするロングストロークの2アクションが必須です。Xなら下からちょっとスワイプするとホームです。
ショートカットならこんな単純な使い方でもこれまでのどんな方法より簡単ですよ。
私はギャラリーのものもちょっとアレンジして使ってます。ショートカットの共有もできるようでウェブ上で公開されてるのもあります。
iOS 12から使える新アプリ「ショートカット」を使って、iPhone XS/XS Maxのスクリーンショットに端末のフレーム画像を合成できる方法が便利|meet-i
こいうのこそ本命でしょうか。これから色んなショートカットが作られるのも楽しみです。
10/6 追記 2ー まさしくこんな記事がありました。
iOS 12対応のショートカットアプリのギャラリー「ShortcutsGallery.com」が公開 | 酔いどれオヤジのブログwp
ー追記 2 終わり
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