記事公開時のOS:iOS 10
全画面の壁紙に仕掛けを加えて進化させました。小さなサイズなのでフォルダが丸くなることもあります(例えばiPhone 5では丸くなりません。この壁紙のテーマはドックなのでそちらはあまり期待しないでください)。
iPhone 7のRetina HDではどうでしょうか? トーン維持の為の明るさ上限を利用する9.3以前のやり方だと問題はコントラスト比かもしれません(12.9インチはiOSで最もコントラスト比が高いです)。それならiPhone 7も6sまでと同じなので影響はないとも考えられます(9/16 iPhone 7/7 Plus で動作確認済)。
しかし色調、明度、彩度を寄せていくiOS 10方式で色域の広さががどう影響するかは現時点で私には不明です。そんなに豊かな階調を持つようなものではありませんから、いずれにしてもかなり寄せられるとは思いますけど。
しかし色調、明度、彩度を寄せていくiOS 10方式で色域の広さががどう影響するかは現時点で私には不明です。そんなに豊かな階調を持つようなものではありませんから、いずれにしてもかなり寄せられるとは思いますけど。
逆に上限を利用しないこのタイプは12.9インチでうまくいく可能性も?
iOS 10ではどんな壁紙でも暗くなるので色を予想するのは難しいと思っていましたが、 ドックの色はもともと設定してみないと分からなかったわけですから、 作業としては大して変わりませんでした。
iOS 10では9.3以上の正確さが要求されるようです。 背景色と調整色はどの機種でも共通した比率にならないといけません。
設定上の注意点
移動と拡大縮小はせず「視差効果」で設定してください。視差効果余白の帯を利用します。
アクセシビリティの「透明度を下げる」はオフのままにしてください。
どうしたものか
基本的な理屈は全画面の壁紙と同じ。小さな壁紙のドックへの色滲みの強さを利用して離れた所から色をコントロールします。
問題は機種間の差です。全画面の壁紙と同じ4×5ピクセルなどでは6 Plusと5でこんなに差がついてしまいます(実はPlusには小さすぎてあの壁紙の現象が見られるサイズでした)。
ともあれ、何か別の判定にかかっていそうな気がしたのでサイズを大きくして処理が共通する範囲を探ります。
予想どおり共通範囲はありましたが、そこでさらなる問題。サイズが少し大きくなると上下の色がきれいにボケません。
さてどうしたものか。
ある程度割り切ってせめて色を薄くするか、または単純な完全2分割でないとすれば視差効果のオンオフでバランスが変わるため、どちらかを指定する必要があります。
どうせ指定するなら……
不思議ポイント
というわけでカラーUIの壁紙.3を少しアレンジしたフォーマットで作りました。
小さな画像サイズの効果により視差効果余白の色でドックに色を付ける壁紙が作れるなら、逆に相殺することもできます(フォルダは若干処理が違いますから両方には合わせられません)。
上下の帯が仕掛けです |
小さな画像サイズの効果により視差効果余白の色でドックに色を付ける壁紙が作れるなら、逆に相殺することもできます(フォルダは若干処理が違いますから両方には合わせられません)。
カラーUIと異なり余白の色が背景と同系色ではみ出しが目立ちにくいためサイズを少し小さくしました。
小さいほど暗くなりにくいです。強いダークフィルター(iOS 10の暗さには2段階あって小さな壁紙でも強い暗さになることがあります)がかかると全体にグラデーションができて色を合わせるのは無理があります。
壁紙が横長なのはiPadでも縦横を問わず上下を使い切って同じ仕上がりを得るため(なおかつ目印の文字が自動でカットされる長さ)ですが、実際はiPhone同士でも画面サイズによって微かに違うみたいで、色によっては敢えて「公差」込みで調整しました。
それではよいホーム画面を。
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