記事公開時のOS:iOS 9.3.12
iPhone 6/6 Plus/6s/6s Plus/5/5s/5c/SE/iPod touch 6/5兼用
脱獄不要の動く静止画。iPhoneを傾けると明滅する回路の壁紙です。
脱獄不要の動く静止画。iPhoneを傾けると明滅する回路の壁紙です。
回路に電流が流れるイメージをビジュアル化。
ダウンロードページ ▶︎ 回路の壁紙 Circuit
CPUアイコンの登録ページにある、スクロールで明滅するマザーボードの壁紙版といったところ。素材も同じ物を使用させていただき、壁紙用にだいぶ手を加えました。
複雑なぼかしの上に細かいパターンを敷くデリケートな造りで容量は約1.5〜1.7MB。壁紙としてはやや重め(6 Plusで撮影した写真1枚分よりは軽いです)になっています。
設定上の注意点
視差効果でご使用ください。
低電力モードとPlusのランドスケープでは動きません。
不思議ポイント
動く仕組みはいつものようにモアレです。液晶素子に干渉しやすいピッチのパターンと視差効果が、明るさの変化を生むしかけ。今回のパターンの種類は横ストライプになります。
このシリーズも試作段階では当然どうやってモアレを強くするか考えました。それでもできるようになるとどう隠すかを考えることが多くなります。
iPhoneの視差効果で発生するモアレの種類は大きく分けて交差、縦縞、横縞の3パターンしかありません。
横縞も縦縞も画面中央で90°曲がりますし、格子型、斜め、円などのパターンは縦方向にも横方向にもピッチがあるのでモアレは皆同じような波紋型です。
表現の幅を広げるには隠し方しかありません。パターンを敷いた範囲が狭くなりすぎるとモアレは見えなくなるので、いかに程よく分断して「何か」に見せるかの勝負になります。
ホーム画面のリソース
iPhoneも6s/6s Plusではライブ壁紙が使えるようになりました。データのやり取りにはメールやメッセージなどプライベートな情報が必要ですがアプリからのダウンロードも可能なようです(保存したライブ壁紙は3Dタッチ非搭載機種でも写真アプリ内でなら長押しで見られるようになっていますが、sじゃないと無理があるのかiPhoneが熱くなってアプリが落ちることが多いです)。
知恵比べが楽しいので知識と技術があれば作れるものには正直あまりやる気が出なくてのんびり構えていますが……
ライブ壁紙もiOSではロック画面で長押しした時だけ。
Androidのライブ壁紙はバッテリーの減りが早くて最初しか使わなかったという生の声も聞きますし、Apple的にはリソース(CPUやバッテリー)を割くのはホーム画面じゃないだろう。
ってとこですかね?
iOSに逆らうような壁紙の多い当サイトですけど、逆らっているわけではありません。こう見えて従いすぎています。
ドックとフォルダを見えなくしたり色を付けたりするのも然り。Appleの意に添うかはともかくiOSの意に添わないことはさせられません。
iPhoneや。お前は何がしたいんだい? ほうほう、こうしたらこうするのかい? ならああしたらああなるんだね(しめしめ)。
動く静止画シリーズは3Dタッチ非搭載機種でも楽しめます。使うのは視差効果のみ。少ないリソースで動くおもちゃです。
でもずっと見てると普通にディスプレイが電池を消耗するのでご注意ください。
それではよいホーム画面を。
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