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2016年5月15日日曜日

フォルダをグラデーションカラーにするiPhone壁紙(強化復活版)

記事公開時のOS:iOS 9.3.1
iOS 9.2以降のiPhone 6/6 Plus/6s/6s Plus/5/5s/5c/SE/iPod touch 6/5兼用


カラーUIの壁紙シリーズに追加。グラデーションフォルダを強化して復活させました。
フォルダの色が上段から下段にかけて徐々に変わっていきます。

開いた時はフォルダの中にグラデーションが作られます。


上だけにフォルダを置いているとドックと違う色になっているかのように。


ダウンロードページ ▶︎ グラデーションUIの壁紙 Gradation UI 14枚



設定上の注意点

iOS 9.2以降でお使いください。
規格外壁紙の自動表示位置の関係で9.2未満のiPhoneでは位置が合いません。どうしてもiOS 9.1以前で使う場合は、壁紙設定の移動と拡大縮小の画面で下にスワイプしてから視差効果をタップして調整してください。

どうしてもiOS 9.1以前で使うなら

視差効果でご設定ください。
静止画ではドックとフォルダ用のカラーがカットされて色が付きません。

視差効果を減らすをオフにすると強制全面表示で色がはみ出します。
アクセシビリティから透明度を下げると無効化されます。


不思議ポイント

iOS 8以降の、壁紙のサイズが小さいとドックとフォルダが画像周辺部の色を強く拾うという特性を利用するカラーUIの応用です。

全面のフォルダを1色にするまで小さくした基本タイプに対して、グラデーションフォルダはあえて少し大きくして色の影響力が全体に行き渡らないようにすることで、上下の色を変えるしくみです。

なおこのサイズではフォルダは丸くなりません。


強く狭く

旧グラデーションの壁紙はiOS 8.3の壁紙サイズと明るさの紐付けで暗くされてしまい型落ちとしていました。

旧タイプのラインナップ
iOS 8.2までは暗くなりませんでした

黒背景の分はそれまでと変わりませんが、色数は少ないですし強化も難しく、放置していたのが気になってはいました(ーー;)
復活させるからには強化して使用可能な色の組み合わせを(背景は別にして)増やしたかったのです。

iOS 9.2からは規格外サイズの壁紙の自動切り取り位置が変わって左右は常にセンタリングされるようになりました。

そこで比率を縦長にして左右を目一杯使うようにして着色力を上げています。
しかしグラデーションフォルダの場合はそれだけでは色の落差が減ってしまいますから、サイズをさらに大きくしました。

つまり今回はパワーを上げて着色有効範囲を狭くしています。


その他制作上のあれこれ

下部には設定時に自動で切り取られる範囲に署名と対応バージョンを書いてあります。カメラロールで見ると見切れますがダブルタップ2回で確認できます。


このせいで将来作り直しになる可能性もありますけど、今までのような調子でiOSに断片化させられたりすると何が何だか分からなくなりますからね。書ける大きさなら書いとかないと。

着色力が強くはないので背景含めて色の組み合わせには制限があります。近いと溶け込みますし、遠いと打ち消し合ってしまいます。作業の大半はカラーサークルに基いた計算でした。

各色は角度で数値化されています
360を法とする計算になります

とはいえ混色には相当強弱があるため、実機を見ながらの微調整が必要です。

背景的には最悪のサイズで必ず暗くされますし、すごく濃い色か薄い色でないと画像が荒れまくりであまり自由度はありません。

そのため明るい背景にはカラーUI.2の明るめと同じくむら隠しの地紋を入れています。



それではよいホーム画面を。

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