Mysterious iPhone Wallpaper Blog



2015年6月12日金曜日

iPhoneで黒いドックが無理な理由(少なくともiOS 8.3の時点で)

記事公開時のOS iOS8.3

2016 9/14 iOS 10で可能になりました

その話をする前にまずは対照実験的な壁紙です。
iOS 8.3以降のPhone 6/6 Plus/5/5s/5c/4s/iPad/iPad mini/iPod touch用、壁紙感ゼロの壁紙を作りました。壁紙を介さずホーム画面を直に操作している感覚を味わえないこともないかもしれません。

壁紙感のない壁紙

背景とドックは同じダークグレー、ドックの上に白線が出ますがこれは白文字のときには必ず現れるものです。

フォルダを開いた状態

フォルダの色は抜けていて、開くとドックと同じ色になるため背景との境界がなくなります。

ダウンロードページ ▶︎ 壁紙感のない壁紙 Wallpaperless
さすがにあまりに小さいのでタップで開くようにはしていません。かえって分からなくなります。ページ上の矢印で指している小さな線をそのまま長押し保存してください。
iOS 9でページ上極小画像の長押し保存ができなくなったためタップでダウンロードする方式に変更しました上の方に超超小さく表示される細い線を長押し保存してください[2015 9/19]
別途ダウンロードの必要はありません。表示されているサムネイルを直接保存してください。四角い画像ですが実際には小さく細長い画像が保存されます。Retinaディスプレイ対応の要領で変倍をかけてブラウザ上で大きな正方形に見せているだけです。[2015 9/29]


設定上の注意点

「設定→一般→アクセシビリティ→コントラストを上げる→透明度を下げる」をオフのままにしておく以外、特に何もありません。

細長いのは例によってカメラロールの一覧表示で見られるようにするためです。全面均一で、拡大しても効果は変わらないので移動と拡大縮小は無意味です。
ただしiPadでは一覧だと細長い薄いグレーになります。iPhoneと違って形だけが表示され、長くしていっても細くなるだけでした。


不思議ポイント

サイズを1×16で作っています。

小さな壁紙ではドックとフォルダが周囲の色をはっきり拾いますが、iOS 8.3では壁紙サイズがさらに小さくなると逆に色が拾われなくなりました。1ピクセル幅の壁紙ではフォルダは白っぽく(スクショを撮っていませんでしたが8.2までの超極小サイズ時の青白さよりはいいです)なります。

一方ドックは背景が何色でも同じR77G77B77のグレーになります。真っ黒の壁紙を使った場合の最も暗いドックの色です。今回の壁紙はこの色に背景を合わせました。
フォルダを開いたときの処理はドックと同じになるというiOSのルールによって開くと消えるフォルダを作る仕掛けです。

事実上背景の影響を受けないという点ではアクセシビリティの「透明度を下げる」に似ていますがもっと濃いグレーで締まった感じになります。


黒いドックが無理な理由

ドックやマルチタスク画面で1398×2592の普通サイズの真っ黒と今回の壁紙を比べてみます。1ピクセル幅の壁紙は他の色も同時に比較します(iOS 8.3では極小壁紙は暗すぎる壁紙同様の扱いで暗くなりません)。

左が通常の黒。他は全て1ピクセル幅の壁紙です

どれもドックと中央縮小表示部分の色は規格サイズの黒と同じです。黒くなくても黒と同じということは1ピクセル幅の壁紙では色情報がドックに無視されることを意味していると思われます。フォルダの色の抜け方は…… 何なんでしょうね。

これが脱獄なしで黒いドックは作れないと考える理由です。黒を拾ってドックがグレーになるのではなく、背景の色情報がゼロのときのR77G77B77のグレーを基準に、色情報があればそこに光が加えられると解釈できるのではないかと。
だとすればマイナスの色情報を表現することはできないため(できたとしてドックが反応するかは別として)これ以上暗いドックも不可能ということになります。

真っ白かそれに近い色でドックが背景より暗くなるような処理をさせるのも、ちょっと帯を入れただけで処理は明るい方に転びますからまず無理です。白より明るい色を表現する手段もないためOSを騙す余地もありません。ドックは周囲の色を拾いますから境界だけでも黒くという実験さえ無理です。
透過PNGでどうなるかも実験済みです。単に黒として扱われます。色情報なしということですね。


さて

WWDC 2015ではiOS 8.4の話は出ませんでした。iOS 7以降「壁紙処理」の変更が事前のニュースになったことはありませんから油断ならないのは(楽しみなのは?)8.4も9も同じです。

次回は壁紙仕様に変化があっても対応は少なくとも1日は遅れると思います。
8.3の時に即日朝から対応できたのはたまたまなんですよ。前日変な時間に寝落ちして起きたら夜中3時か4時かでiOS 8.3が来てたわけです。まあ3時間もあればアップデートしてホーム画面をざっと分析して既存記事に追記するには十分です。

当時は壁紙サイトの引越しと重なってしまったため8.3対応壁紙の方の公開は遅れました。ほんとうに白い壁紙はその日のうちに、ふつうの色の壁紙もそう間を置かずできてはいて一週間後には謎も解けていましたから(該当記事のスクショにカレンダーをわざと写したのを混ぜてました|( ̄3 ̄)|)公開態勢が整った今、次に何かあればそっちは早くなるかもしれません。

もっとも壁紙仕様に変更が加えられたのは7.0、7.1、8.0、8.3なので次あるかどうかは何とも言えない感じです。

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