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2015年1月13日火曜日

iPhoneを脱獄せずに動く水と火の壁紙

2015 11/11 水の壁紙を6/6sでも綺麗に動くようにリニューアルしました。

記事公開時のOS:iOS 8.1.3


iPhoneの傾きで動く波紋が生じる水の壁紙、炎が揺らめく火の壁紙を公開します。iPhone 6/6 Plus/5/5s/5c (iPod touch) 用です。

火と水の動く静止画のiPhone壁紙
スクリーンショットは加工しておりません
これらはイメージではなく実際の画面です
(タップで拡大できます)

上のスクショはそれぞれ同じホーム画面を動かした状態を並べています。割と滑らかに動きます。脱獄は不要です。

水の壁紙のダウンロードページ ▶︎ 水の壁紙 Water

記事下に追加 バリエーションもございます

火の壁紙のダウンロードページ ▶︎ 火の壁紙 Fire

記事下に追加バリエーションもございます


設定上の注意点

視差効果オンのままお使いください。


不思議ポイント

パララックスエフェクトで強いモアレ(液晶素子と模様が光を強め合ったり弱め合ったりすること)が発生するように規則正しく細かいパターンを配置。人の動きが加わると縞が崩れて波打つように見えるというしくみです。

Androidのライブ壁紙では傾きはおろかタッチに反応する水面の壁紙やリアルな炎の壁紙さえあるそうなのでそれからしtr......

iPhoneを動かしている限り絶えず揺らぎが現れては消えます。モーションセンサーに慣性がはたらいているのでしょう。視差効果でずれた壁紙は動きを止めるとある程度戻るので、iPhoneを置いても揺らぎがおさまるまで数秒かかります。
さすがに日中の屋外では見辛くなりますけど日陰なら大丈夫そうです。

火の壁紙は暖かいのが欲しい今の季節にぴったりかも。ただし黒い炎はやや不気味系で夏向きかもしれません。
季節的に涼しいのはズレますけど水の方は涼感壁紙としてもいい線行ってると思います。

バッテリーに関しては、パララックスエフェクト以外にメモリを使って動かしているわけではなくて単なるモアレなので大きな影響はないと思います。それよりあんまり眺めてるとそのせいで電池が減ります。もともとディスプレイはかなりバッテリーを食います。


弱点

iPhone 6 Plusのランドスケープモードでは動きがぴたりと止まります。パターンには適正範囲があり、大き過ぎても小さ過ぎてもモアレは発生しません。ランドスケープでは拡大され過ぎるようです。

iPhone 5では画面が狭いので空きスペースを作ってもらった方が炎感、水感は出ます。反対に6 Plusでは画面に余裕があって、特に水の壁紙は縦方向に真っ直ぐ正確に動かしたりすると正体 (本来規則正しいモアレ) がバレそうです。

雰囲気でお楽しみください。じっと見てると目がちらちらしますよ。


その他制作メモ

モアレを生かすには縞の強さ、波形の崩れやすさ、動きの滑らかさが重要です。しかし縞の強さに対して崩れやすさと滑らかさは反比例の関係にあります。見えなければ動きも何もありませんから縞の強さを重視して一歩だけ譲るのがよいようです。

同心円や斜めストライプなら強さと滑らかさの両立は可能ですがどうしても固定モアレが出てしまって画面が汚くなるので今回は採用を見送りました。

一方横ストライプの動きはまたちょっと独特で何かに似ているとかではないんですよね。シルクがウネウネしまくっておかしなことになってるような感じというか。


水の縦+横、火の縦に続く第3のパターンにできるか?

どう使ったものか思案中です。2/8 こうしてみました ▶︎ 空の壁紙

パターンに明暗差が必要なので黒が多くなって文字は必ず白文字になります。コントラストも強くそのままだと水の壁紙では画面上部が真っ暗です (6 Plus以外)。そこで判定の急所である壁紙上部にグラデーションをかけてパターンを潰し、影を控え目にしました。ステータスバー周辺には波は立ちません。

iOS 8.3以降では上はもっと明るくなります

火の壁紙はもともと上部を黒く潰しています。iPhoneのモアレはパターンを問わず中央付近で水平方向に曲がり真ん中まで見せてしまうと炎感がなくなるためです。


ダイナミック壁紙の解放はあるか?

私が知るはずありませんけど。

デフォルト壁紙だけにあるiPhoneの動く壁紙。今のところユーザーが作ることはできません。とりあえず様々な制約を見てもiPhoneの設計思想として壁紙は控えめでシンプルあるべき、スペックを見るにそれも控えめでシンプルあるべきというのは確かでしょう。

好き勝手に壁紙を動かされたり余計なリソース(特にバッテリー?)を割かれるのはAppleとしては好ましいことではないはずです。その中でトレンドである動きや奥行きを作ろうとして考えられたのがパララックスエフェクトではないでしょうか。

iOS 7開発の時点でダイナミック壁紙を解放するつもりがあったなら (余白を作って壁紙を動かすという意味での) パララックスエフェクトという発想自体が出なかったのではないかとも思うのです。

スペックを考えると次世代ではまだ無いかなと思っています。iOS 9でホーム画面がどうなるかそろそろ気になる頃ではありますが。



2/21追加分 各3枚については iPhoneを脱獄しなくても動く水、火、空のダイナミック静止画壁紙追加 をご覧ください。


6/3夏の風物詩、金魚すくいとヨーヨーつりの動く水面のiPhone壁紙を追加しました。


7/4iPhoneを動かすと鬼火揺らめく人魂の壁紙、7/10iPhoneを動かすと灯り揺らめく祭り提灯の壁紙を追加しました。



水底は砂地模様のノイズも手伝って
よりリアルな動きを作ります
11/11動く水のiPhone壁紙を6/6sにも最適化して差し替え

6では綺麗に出ていなかったことを知りませんでしたm(。。)m
12/19 冬のiPhoneに脱獄なしで動く雪の川と炎が動く土鍋の壁紙を追加


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