先週土曜とうとうiPhone 7を買いました。
4.7インチは気軽にスキニーパンツの前ポケットにも入れられていいですね。味のある傷のつき方をしそうだと気にせず使っているのですが意外にもまだまったくの無傷です。
iPhone 8が大きく変わるならと買い控えていましたが、諸事情によりそうも言ってられなくなってきました。
それに有機ELがもしハイエンドだけになるとしたらなおさら、ファッションより性能に拘るであろうユーザー像も相俟って少なくとも壁紙サイトとして優先的に取り組むものではないと考えます。
このあたりとんがったものを追いかけても反応は薄かった経験から、シェアナンバーワンの4.7インチを今優先すべきだと考え直してジェットブラックだーいヒャッホーウ‼︎
ついでにようやく展示品もiOS 10になっていたiPadをいじり倒してきました。
4.7インチ画面とiOS 10のiPadにより、サイトに2点の変更を加えています。
① 動く静止画の一部を6/6s/7にも最適化
動く静止画の壁紙の一部を差し替えています。過去にも水の壁紙と金属の壁紙を作り直しましたが今回はデザインなどはそのまま、モアレを起こすパターンのピッチのみ(火の壁紙の提灯と人魂の小さい方だけ色などを含めたちょっと変則的な変更)の変更です。
4.7インチ画面のiPhone 6/6s/7では一部の壁紙で上のような動かないモアレも出ていたのを解消。
もちろん5.5インチのPlusや4インチのSEなどでも今までどおり使えます。他の機種にはほとんど影響がないのでページは作らずダウンロードされる壁紙だけを入れ替えました。
差し替えたのは以下の4種。
4.7インチで上記壁紙をお使いの方、またはご使用を諦めた方はぜひお試しください。
動く静止画はその名のとおり動かないのに動く壁紙です。液晶素子と壁紙に仕込んだ細かい縞模様が、視差効果の動きで干渉し合い明暗の変化を起こすモアレという現象を利用します。
壁紙のサイズと画面サイズによって拡大または縮小されるのが問題で、相性が悪いと動かなかったり周期的に強いモアレが出てしまいます。
結論としてはパターンのサイズを横ストライプの場合は従来の120%、縦ストライプなら110%にすると4インチ、4.7インチ、5.5インチすべてで綺麗に(中間サイズを仮定すればこの限りではありません)表示されます。
このピッチだと1ピクセル未満の端数が出てぼやけるはずですがやってみるとモアレはさして弱まりません。
ここまで分析するにはやはり実機がないと無理でした。
② ドックを隠す壁紙、フォルダが丸い壁紙、カラーUIの壁紙の対応機種表記の変更
特にピクセル数が一桁の壁紙(ドックを隠す壁紙、フォルダが丸い壁紙、カラーUIの壁紙、流行色の壁紙の一部)でiPadでの表示に問題があるようです。うまくいく壁紙は一つもありません。
ということで該当する壁紙からiPad対応表記を外しています。
使用したのはiPad Pro12.9インチと9.7インチ、そしてiPad mini 4。いずれも黒ずくめの壁紙は黒くならず、ドックの色も設計どおりには動きません。
それどころか壁紙によっては明るいのでも背景が黒くなってところどころ使ってもいない色が表示されたり、同じ壁紙でも設定する度に結果が変わったりとまるでルーレットです。
これはこれで楽しいかもしれないので、よろしければご自由にお使いくださいませ。
次期iOSのiPhoneでも小さな壁紙の描写が端末ごとに断片化される可能性があるのですが、iPadではiOS 10から断片化が始まっていたようです。
壁紙の処理に関する変数が増えすぎて不安定になってんじゃないかとちょっと心配になってきた今日この頃。
……それではよいホーム画面を。
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