おそらくiOS 10-10.1では最後のビッグ壁紙トリック後編です。今のうちにお楽しみください。
記事公開時のOS:iOS 10.1.1
ドックを隠す壁紙には思った以上に様々なニーズがあったようです。カラバリを大幅に増やしたせいか、むしろ難しくなったiOS 10になって、いくつかリクエストをいただきました。
「ドックだけでなくフォルダも見えないピンク」「ドックが隠れるディープブルー」「普通の黒い壁紙を使ったドックの色並みの濃いグレーで」
いくらなんでも不可能と言わざるを得ませんでした。普通に考えて無理でしょ。何でもできるわけじゃありませんからね私は。
できました。
すみません。だって本当に無理だと思ったんですもん!
ダウンロードページ ▶︎ 1色にする壁紙 Unicolor
カラバリについて
100枚用意しました。
さすがに壁紙が暗くなるのは防げず真っ白などは本当に無理ですが、ダークフィルター下で出せる色ならどんな色でもドックに加えてフォルダも全部見えなくします(なお、ほとんどの色でドックには薄い線が入ります)。
ただし、iOSには黒文字で白いぼかし縁が付いたり、白文字で影縁が付いたりする色が存在します。そうすると見えないだけにフォルダが縁を遮るのが気になります。空白文字でもぼかしだけ見えたりするので、それだけは避けて作りました。
背景はすべて単色になります。
設定上の注意点
アクセシビリティの「透明度を下げる」はオフ(デフォルト)でお使いください。
その他には何もないようです。視差効果でも静止画でも影響なし、移動と拡大縮小もキャンセルされます。
再起動で効果が解除されます。その場合は再度壁紙を設定してください。
ドックを中和する壁紙とカラーにする壁紙
ドックを中和する壁紙はドックをカラーにする壁紙と基本は同じです。
これを利用して画像周辺の視差効果の余白の非表示部分の色を背景と分ければドックとフォルダをカラーにできます。
中和して見えなくする場合は、背景とは別の色になろうとするドックに背景と同じになる色を加えるだけです。調整は個別にしなければなりませんけどね。
高さ1ピクセル
高さ1ピクセルで横長の壁紙を使うと、通常は切り取られるはずの余った部分からも色が拾われます。さらに1ピクセルではドックだけでなくフォルダも、通常の処理を行わずにオリジナル画像そのままの色になります。
つまり横長なら1ピクセルなのに余白の色を分けられるわけです(詳しくは2色にする壁紙の記事をお読みください)。
これは中和する壁紙同様に応用できるはず。
オリジナル画像ほぼそのままの色を出すなら、通常の暗さや彩度の限界も超えた所でドックをコントロールできます。フォルダが違う色になることもありません。
しかし2色にする壁紙と同じフォーマットではいけませんでした。両サイドの余白が広くなると5と6 Plusで色の差が大きくなります。せめてこの2機種共通でなければ他の端末はどちら寄りになるかも分かりません。
ということでサイズは4×1ピクセルです。
それではよいホーム画面を。
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Due to time constraints, I will not reply to technical questions and wallpaper requests in principle. It might be a reference for the future wallpaper.