明るめの背景でドックが見えなくなる壁紙。iPhone X対応版です。
設定方法が従来のiPhoneとは全然違うのでご注意ください。
ダウンロードページ ▶︎ ドックが見えない壁紙 X 40枚
カラーラインナップは他のiPhone用とほぼ同じです。グレーは濃くなっています。もう少し鮮やかな色との組み合わせやデザインに凝ったものも準備中。従来機用ともどもまだ増やす予定です。
設定方法
壁紙を移動せず「静止画」のまま設定してください。Xでは「静止画」が初期状態です。以下は注意点になります。
「視差効果」はタップしないようにしてください。もしもタップすると壁紙の絵柄が上に行きます。
その後で「静止画」に切り替えても絵柄は戻ってきません。壁紙を移動させてしまった場合は一度選択を解除して最初から設定し直す必要があります。
「視差効果を減らす」はオフ(デフォルト)で設定してください。オンにすると横だけ全画面表示に、縦は画像が引き伸ばされた状態になります(設定画面では全画面表示ですがホーム画面では変形します)。
ピンチインをしても同じ状態になります。iPhone Xは画面サイズの壁紙を絶対にぴったりには表示させないように作られています(少なくともiOS 11ー11.1では)。
なお、壁紙を設定した後で「視差効果を減らす」をオンにする分には問題ありません。普段オンにされている方は設定中だけオフにしてください。
これまでどおりアクセシビリティの「透明度を下げる」はオフ(デフォルト)でご使用ください。
作るのは割といつもどおり
iOSのドックは壁紙の色を反映しながら、背景と同化しないように明るさや濃さ、時には若干色相を変えてきます。
この壁紙はドックが色を変えた結果周囲の色と同じになってしまうように、ドックの後ろの色を調整しています。
ドックはその後ろだけではなく周囲の色の影響も受けるので、厳密には後ろの色と周囲の色を混ぜて変えたら周囲と同じになるようにしていることになります。
さてiPhone Xで問題なのはドックの形状です。従来型iPhoneでは直線で画面の端にありました。
しかしXでは角が丸くて浮いています。この角丸も一定の曲率ではないアプローチRというものになっています(それ自体は半年前から練習していました)。
設定方法でも触れましたが、全画面表示が封じられ、「静止画」の0.5ピクセル単位という謎の仕様、表示位置の左右非対称、通常のグラフィックツールでは容易に作れないアプローチR、曲がっていて浮いていて多方向からの色の影響が読みづらいドック、と今回は(も?)ハードルてんこ盛りでしたね。
しかし苦労したのは従来型同様基本10色を揃えることでした。謎解き(買って2日でほぼ終わりました)と実験(4日目には目処がつきました)は好きなんですけど、バリエーション増やして公開までの作業が長い……あと仕事増えるとブログめんどい。
ともかく、そんなドックなので調整用の帯の色は均質ではありません。周囲の色からの影響度に応じた微妙な濃淡をつけています。
今後の予定
途中で何を思いつくかはわかりませんが、とりあえず他のシリーズもX対応準備中。これらはその一部の試作品です。
カラードックには画面では見えない仕掛けも Xのさらなる隠れた仕様も視覚的に明らかに |
iOS 11ではiOS 8以来散々利用してきた小さな壁紙のドックとフォルダの色や明るさ判定との紐付けがすべて解除されてしまったので、今回のドックの色を直接操るフォーマットが現時点では当サイトの中核技術です。
ここから本格的にX対応スタートします。
しかし2カ月くらいは準備期間があるOSのアップデートとは違って実機が来てからの制作なので、ひと通り揃うまでそのくらいかかるかもしれません。
動く静止画のX対応の続きや従来用を含めた新プランもあります。アート要素が入るとやはり日数がかかります。
そういうわけで当面はブログには書かない新作の方が多くなると思います。サイトの新作情報をチェックしてくださいませ。
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