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2014年9月23日火曜日

再びドックが消えるようになりました

※ この記事の白い壁紙は最新ではありません。最新は カテゴリ ▷ 白い壁紙


ドックが消える壁紙が復活しました。当サイトでは On White と棚壁紙 White Shelf を用意しています。いずれもiPhone 5/s/c用ですが、棚無しの方はそのままiPhone 6でも使えるかもしれませんし、拡大表示設定なら棚壁紙はそのまま使えます。他のシリーズにもドックが消えるバリエーションを加えていくかもしれません。


ドックを消す壁紙 On White は以前の White On White と殆ど変わっていませんが、一から作り直しています。

2014年1月のFlickrより
全面が白になるタイプのドックが消える壁紙にもバリエーションがありまして、最初に考案したのはドックの下に黒いバーを持ってくるタイプですが、ドックの最下部は薄く墨がかかったようになっていました。反対にWhite On White の白のように上にバーを置くタイプは、1列目にフォルダが来ると上の方がうっすらと見えてしまうという(人によっては)欠点があるものの、ドックは完全な白になります。@iOScaledarさんがドックが消える壁紙復活第一弾に上タイプを作られていました。
分割型はドックの墨も比較的薄く、フォルダがどこにあっても消せる折衷案です。

今回は分割型を新たに作り直しています。どうもiOS 7.0時代とiOS 8とではドックとフォルダへの干渉の仕方が異なるような気がするんですよね。ドックが鈍くなってフォルダが敏感になってるような。そのため上下を均等にしました。
ドックの下に墨が出ると言ってもスクショで切り取って分かる程度で、実画面で確認するのは困難だと思います。ドックのアイコンによってはなんとなくぼんやりした感じがするかもしれません。

棚壁紙 White Shelf の方はどのみち棚からの干渉がありますから、上だけタイプのままです。ただし、白い部分に少々粗がありましたので仕上げを丁寧にして差し替えましたすみません。

なぜドックが消えるのかをここで簡単におさらいさせていただきます。
iOS7以降で普通に白い壁紙を使うとドックやフォルダは暗い色になります。背景が明るければドックを暗く、暗ければ明るくして区別するようにしてるわけですね。実験した限りではこの暗い明るいの判断は壁紙の平均輝度と平均明度で行われているようです。
そこで暗い所と明るい所を偏らせ、背景は白いにも関わらず暗いんだぞとOSを騙します。
これでドックやフォルダが明るくなります。白より明るくはできないので白になります。そうやってドックを見分けられなくするわけです。

標準壁紙でもドックが!
これが作られた経緯については以前の記事にも書いていますが、上記の発見をされた@iOScalendarさんに、全部のフォルダ消したさに表示範囲外の仕掛けでも同じ効果が出せると言い出したのがおつきあいの始まりでした(その@iOScalndarさんから聞くまで気がつきませんでした。iOS 8ではプリインストールされた標準壁紙の中にドックが消えるものがあります)。iPhone 6 Plusでは消えません。

iOS7からiOS7.0.6まではこの原理に従ってドックを消せていたところ、iOS7.1で状況は一変、壁紙を一律に暗くする仕様変更が行われます。白背景でドックやフォルダが消えてしまう現象を防ぐためのもだったと考えられます。白くなければそれより明るいドックを作れるわけです。その明るくなったドックも白よりは暗くなっていました。
そんなことがありますので、私はiOSのアップデートがある度に主だった壁紙が潰されていないかささっとテストするようにしています。するとびっくり。壁紙が暗くなりません。ドックが消えます!

まさか本当に復活するとは。

その代わり死んだ壁紙もあります。
No Borders はiOS 7.1でドックを消すために小細工をした壁紙です。画面全体が暗くなることが前提ですから、暗くならなければ当然色は合いません。
White On White と共に Obsoleteに移動しました。現在は「白い壁紙の歴史」に。

何はともあれ、これでだいぶ自由度が増し(戻り)ました。もうじき予約したiPhone 6 Plusが届きますので、また色々実験してみます。

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