このページは以前Wixブログで書いた記事をアクセシビリティを考慮してBloggerに移植したものです。
オリジナルの記事公開日 04/06/2014
その1の続きです。壁紙を作った順番は前後します。
iOS7.1が来ました。なんと! 消えてたドックが見えてます。何で? 設定? いや、何しても消えない。これは……暗くなってる。
どんな壁紙も無差別に一段暗くして境界が見えなくなる可能性を潰したんですね。これはもうさすがに無理だと思いました。
ところがです。先述の@iOScalendarさんは諦めてなさそうです。なら私だって負けられません。こんな時は相手の立場で考えてみましょう。
(中の人)ドックを消させてたまるものか。よし壁紙を暗くしてやろう。白でも白でなくしてしまえばドックはそれより明るくできる。中間色と黒は今まで通り明るくするかグレーをかけるで問題ない。これならもう何をどうやってもドックは消えない。完璧だ!
本当に完璧か? それって均一背景か、せいぜいランダム背景しか考えてないぞ。ドックとフォルダの位置に合わせた落差があったらどうする? よしいけるぞ!
できました。早速@iOScalendarさんに報告です。なんてことだ。被りました。視差効果無し前提と有り前提の違いはありましたが。
次はピンクです。色を合わせる必要があるなら何色系でもいいはず。柄と文字も仕込んでみよう。
これは被りませんでした。先方はツートーンのを出してました。
いずれにしろ、グレー系なのでぱっと見分かりませんが、完全にフォルダが消えるわけでもありません。iOS7.1の壁紙処理は周辺光量落ちもあるんです。
何か決定打はないかとiPhoneをいじります。この透明度を下げるやつって背景でドックの色が変わるのかな? 変わらない。計測しても常に同一。これは使える! この色に合わせるだけの話だ(悪)
できました! 被ってました! 1~2時間遅れました。iPad用も作りましたけどね。
残念ながらこの方法はドックに極細の白線が出ます。それでもフォルダを開いた時の見分けのつかなさは再現できてます。
ここまでやってイマイチ絵が暗いという話に落ち着きました。それに恐ろしく手間がかかります。iOS7.1、暗くなる時にRGB値が不均等に変化するんです(極極僅かな差で、赤<緑<青になる傾向がありそう。ただしその時々で比率はまちまち)。
そんなわけでこのシリーズ、もうあんまり作る気がしませんが、よかったら遊んでみてください。
ただ、そもそもの始めにクリーム色でドックが消えていた理由は分からず終いです。もしかしたらiOS7.1にも、あるいは7.1には無くてもiOS8に、まだ何かがあるかもしれません。
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