記事公開時のOS:iOS 9.3.3
iPhone 6/6 Plus/6s/6s Plus/5/5s/5c/SE/iPod touch 6/5兼用
動く静止画の金属の壁紙に2枚追加しました。
未知の金属と鉄がモチーフです。ページの一番下にあります。
未知の金属の壁紙は金属の壁紙としてはこれまでにない明るさで、薄紫〜薄緑に変化。よくわからないので未知の金属にしました。
鉄の壁紙はかなり黒いですけど、これでもちゃんとキラキラします。
設定上の注意点
「視差効果」で設定してください。
不思議ポイント
錯覚ではありません。
規則的に並ぶ液晶素子と規則的に並ぶ壁紙上のパターンがiPhoneの視差効果によって交差すると、光を強め合ったり弱め合ったりします。
モアレといって網点で表現された印刷物を写真原稿としてさらに網点にして印刷したときや、規則正しい網目模様をデジカメの規則的に並ぶタイプの液晶素子で撮影したときなどにも発生し、悪玉として扱われることも多い物理現象です。
つまり周期的なパターン同士の重なり合いが鍵となります。
効果は液晶素子の配列の周期に依存しますから、MacのQuickTimeなどで動画として保存しても再現することはできません。動きは実機、あるいは実機を外から撮影した動画でのみ見ることができます。
iPhoneを止めても少しの間動いていることがあります。モーションセンサーに慣性がはたらいているか、または視差効果が慣性を擬似的に作っていると思われます。視差効果でずれた壁紙が、iPhoneの動きを止めるとある程度戻るせいでした。
石鹸水の壁紙と石油の壁紙がベース
元々「金属の壁紙」は「水の壁紙の液体金属の壁紙」にマスキングを加えて波のような模様を隠し、明るさの変化に注意を向けるようにしたものです。
ということは水の壁紙で機能するパターンは金属の壁紙の背景にも使えるはず。特異な作り方をしていた石鹸水と石油にもマスキングしてみました。
鉄の壁紙は石油の壁紙同様6 Plus/6s Plusでのみ、コントロールセンターなどで三原色の乱舞が見られます(透明度を減らすがオフの場合)。
蛇足
目の錯覚による動きは恐らくiPhoneのホーム画面では使えません。
それ自体が動いているように見える静止画像ってありますよね。あれは目がどこを見ていいかわからなくなる微妙な模様になっているそうです。
挑戦する前に拾い物でテストしたことがあります。激しく脈打って見える最強クラスの錯視画像でも、ホーム画面ではぴたりと止まりました。アイコンが並んでいるせいで目がどこを見ていいかわかってしまうようです。
ロック画面なら動くんですけどね。または1ページ目が空白とかなら。
それではよいホーム画面を。
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